
記事の要約
- ログラスが2027年までに20プロダクト展開を目指す
- プロダクトマネージャーの採用を加速、組織体制を強化
- 生成AI活用した新サービス開発など新規事業を加速
ログラス、2027年までに20プロダクト展開に向けた体制強化を発表
株式会社ログラスは2025年5月12日、2027年までに20プロダクト展開という事業目標の実現に向けて、プロダクトマネージャー(PdM)の採用を加速すると発表した。 これは「Loglass 経営管理」を中心としたマルチプロダクト化戦略の一環であり、日本経済の新たな基盤創出を目指す同社の挑戦を加速させるものだ。
同社は、新規事業開発の加速、プロダクト組織支援体制の強化、経験豊富なPdMの採用と抜擢の3点に注力してきた。 具体的には、AI実装に向けた研究開発への大規模投資や、社外から強力なアドバイザーを迎え入れるなど、組織基盤の強化にも取り組んでいるのだ。
これらの取り組みを通じて、PdMが本質的な価値創造に専念できる環境を構築し、「日本一のプロダクトマネジメントチーム」を目指していくとしている。 ログラスは、戦略と設計に精通したメンター陣による支援体制の確立など、属人的な努力に依存しない組織的基盤の構築にも力を入れている。
さらに、2024年1月には須加拓氏がVPoP(VP of Product)に就任、2025年4月には二宮智氏が新規事業開発チームに抜擢されるなど、経験豊富な人材の積極的な登用も進めている。 これらの体制強化により、今後、多様なプロダクト開発を迅速に進めていく構えだ。
ログラスの組織強化と採用状況
氏名 | 役職 | 経歴 | 入社時期 |
---|---|---|---|
斉藤 知明 | 執行役員CBDO | Edtechスタートアップ共同創業、HRスタートアップ代表 | 2023年5月 |
須加 拓 | プロダクト本部長/事業執行役員VPoP | リクルート、negocia株式会社、博報堂テクノロジーズ | 2024年1月 |
広瀬 丈 | 社長室 ProductHR | 大手通信企業、マネーフォワード | 2025年4月 |
二宮 智 | プロダクト本部 PdM部 PdMチーム | レバレジーズ、ワンキャリア株式会社 | 2025年4月 |
横道 稔 | アドバイザー | サイバーエージェント、LINE、Product People株式会社代表 | – |
プロダクトマネージャー(PdM)について
プロダクトマネージャー(PdM)は、製品開発の中核を担う重要な役割だ。 顧客ニーズの把握から製品戦略の立案、開発チームとの連携、製品リリース後の運用まで、製品開発の全工程に関わっている。
- 顧客ニーズの理解
- 製品戦略の立案・実行
- 開発チームとの連携
ログラスのような成長企業においては、経験豊富で戦略的な思考力を持つPdMの確保が、事業成功の鍵となるだろう。
ログラスの20プロダクト展開に関する考察
ログラスの20プロダクト展開は、野心的かつ挑戦的な目標だと言える。 成功すれば、同社の事業規模拡大と日本経済への貢献に大きく繋がるだろう。しかし、同時に、開発リソースの確保、製品品質の維持、市場競争への対応など、多くの課題も存在する。
起こりうる問題としては、開発スピードの遅れによる市場機会の損失や、製品品質の低下による顧客離れ、競合製品との差別化の困難などが挙げられる。 これらの問題への対策として、開発体制の強化、品質管理システムの導入、マーケティング戦略の強化などが考えられるだろう。
今後、ログラスには、AI技術の積極的な活用や、顧客との継続的なコミュニケーションによるフィードバックの収集、そして優秀な人材の確保と育成が求められる。 これらの取り組みを通じて、20プロダクト展開という目標を達成し、日本経済に貢献していくことを期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「ログラス、2027年までに20プロダクト展開に向け、体制強化日本一のプロダクトマネジメントチームを目指し、採用を加速 | 株式会社ログラスのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000052025.html, (参照 2025-05-13).