
記事の要約
- 経済産業省主催のPHR活用セミナーが開催
- 6月19日、紀尾井フォーラムとオンラインで開催
- 健康経営やPHR社会実装に関する施策が紹介
PHRの活用と社会実装に関するセミナー開催
新社会システム総合研究所(SSK)は、2025年5月14日に「PHRの活用と社会実装」と題したセミナーの開催を発表した。このセミナーは、大阪・関西万博テーマウィーク“健康とウェルビーイング”に関連し、健康経営やPHRの利活用に関する経済産業省の施策を紹介するものである。
セミナー講師には産業省ヘルスケア産業課の明石順子氏、アクセンチュア株式会社の竹井陽一氏、Accenture Songの村本美知氏が名を連ねている。セミナーでは、PHRを活用したユースケース創出や情報連携基盤(PHR CYCLE)の構築、事業者マッチングなどについて解説される予定だ。
セミナーは2025年6月19日(木)午後1時30分~3時まで開催され、会場受講(紀尾井フォーラム)、ライブ配信(Zoomウェビナー)、アーカイブ配信(2週間)の3つの受講方法が用意されている。少子高齢化が進む中、自然と健康になれる社会の実現に向けた取り組みが紹介されるだろう。
セミナー詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
セミナー名 | PHRの活用と社会実装 |
開催日時 | 2025年6月19日(木)13:30~15:00 |
開催場所 | 紀尾井フォーラム(千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F) |
受講方法 | 会場受講、ライブ配信(Zoomウェビナー)、アーカイブ配信(2週間) |
講師 | 経済産業省 ヘルスケア産業課 課長補佐 明石 順子 氏、アクセンチュア株式会社 竹井 陽一 氏、Accenture Song 村本 美知 氏 |
主催 | 新社会システム総合研究所(SSK) |
PHRについて
PHRとは、Personal Health Recordの略で、個人が自身の健康情報を管理するための電子記録システムである。医療機関や検査機関、ウェアラブルデバイスなどから得られた健康情報を一元的に管理できる。
- 健康情報の自己管理
- 医療機関との情報共有
- 健康増進への活用
PHRの活用は、個人の健康管理の向上だけでなく、医療機関や介護施設との連携強化、健康経営の推進など、様々な分野での利活用が期待されている。
PHR社会実装に関する考察
本セミナーで紹介されるPHR社会実装は、高齢化社会における医療・介護の課題解決に大きく貢献する可能性を秘めている。個人が自身の健康情報を適切に管理することで、より質の高い医療・介護サービスの提供が可能になるだろう。しかし、個人情報の保護やデータセキュリティといった課題への対策も重要だ。
PHRシステムの普及には、利用者にとって使いやすいインターフェースや、医療機関とのスムーズな情報連携が不可欠である。また、システムのセキュリティ対策を強化し、個人情報の漏洩リスクを最小限に抑える必要がある。これらの課題をクリアすることで、PHRはより多くの国民に受け入れられ、健康寿命の延伸に貢献できるだろう。
今後、PHRシステムには、AIを活用した健康リスク予測機能や、個々の状況に合わせた健康アドバイス機能などの追加が期待される。また、様々な健康関連アプリとの連携強化も重要であり、利用者の利便性を向上させることで、PHRの普及を促進できるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「「PHRの活用と社会実装」と題して、経済産業省 ヘルスケア産業課/アクセンチュア株式会社 公共サービス・医療健康グループ/Accenture Song によるセミナーを6月19日(木)に開催!! | 株式会社 新社会システム総合研究所のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003786.000032407.html, (参照 2025-05-15).