三井不動産が一般社団法人RISE-Aを設立し半導体産業の共創エコシステム構築を推進、imecやITRIなど4機関と連携協定を締結し10月に日本橋に拠点開設予定

三井不動産が一般社団法人RISE-Aを設立し半導体産業の共創エコシステム構築を推進、imecやITRIなど4機関と連携協定を締結し10月に日本橋に拠点開設予定
PR TIMES より

記事の要約

  • 三井不動産が一般社団法人RISE-Aを設立し7月16日から会員募集を開始
  • 半導体産業の共創エコシステム構築を目指し10月に日本橋に拠点を開設
  • imecやITRIなど4つの半導体関連機関と連携協定を締結

三井不動産が一般社団法人RISE-Aを設立し半導体産業の共創エコシステム構築を推進

三井不動産株式会社が半導体関連の有志と中心となり、一般社団法人RISE-A(ライズ・エー)を設立し、7月16日から会員募集を開始した。RISE-Aは「Revolutionary Innovation by Semiconductor Ecosystem for All Industries」の頭文字から命名され、あらゆる産業のための半導体エコシステムによる革新的なイノベーションを目指すものだ。

同法人は理事長に名古屋大学教授の天野浩氏、副理事長に三井不動産常務執行役員イノベーション推進本部長の山下和則氏が就任し、本格的な活動を開始する。2025年10月には日本橋のスルガビルに共創拠点「RISE GATE NIHONBASHI」を開設し、会員企業が交流するための場と機会を提供する予定である。

三井不動産は2016年のライフサイエンス分野でのLINK-J設立、2022年の宇宙産業分野でのクロスユー設立に続き、産業デベロッパーとして半導体分野の産業創造に参画している。半導体産業においてもこれまでの産業支援のアプローチを展開し、サプライサイドだけでなくユーザーサイドも含めた多様なプレイヤーによる共創・協調を促進する方針だ。

RISE-Aでは特別会員およびメルマガ会員を募集し、会員向けにイベントやネットワーキングなどの機会を提供していく。半導体の設計・製造を担うサプライヤーのみならず、活用するユーザー・サポーターも含めたエコシステムを構築し、日本の次世代の産業競争力強化への貢献を目指すとしている。

RISE-A組織概要と連携パートナー

項目詳細
設立日2025年7月16日
理事長天野浩(名古屋大学教授)
副理事長山下和則(三井不動産常務執行役員)
拠点開設予定2025年10月 日本橋スルガビル
連携機関imec、ITRI、AIST Solutions、OpenSUSI
会員募集開始2025年7月16日
RISE-A公式Webサイト

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「半導体分野の産業創造に向けた新たな共創の舞台として三井不動産が一般社団法人「RISE-A(ライズ・エー)」設立 | 三井不動産株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000872.000051782.html, (参照 2025-07-17).